岩場に鮮やかな赤い花を咲かせる岩つつじは、かつて保津川渓谷に多く自生していましたが、観賞用の採集が相次ぎ減少しています。
亀岡山野草を守る会、保津川遊船企業組合、亀岡市、亀岡市観光協会などが協力して、岩つつじの咲く美しい風景を再生しようと補植に取り組んでいます。
この取り組みは、約40年前から毎年行われており、今年は5月30日、好天に恵まれ作業を実施しました!
約20名が船で川を下りながら生育に適した岩場を見つけ、約1,000本の苗を植え付けました。
長年にわたる取り組みの成果あって、今では渓谷の各所に岩つつじをみる事ができます。
保津川下りの船頭さんによると、見ごろを迎えた岩つつじは木や葉の部分が見えなくなるほどに咲き、真っ赤な花が水面に映ってたいへん美しいそうです。今年も間もなく見ごろを迎えます♪