商売繁盛の神、福の神として庶民の信仰を集めて来たえびす神にあやかっての恒例行事である。昔の露店では吊し柿がここの名物として売られた。自家製の干し柿を露店に並べて売ったのがはじまりらしい。 またここのお札がちょっと変っている。三角の小さな袋に折った紙札の中にその年の新米を入れ短い竹ひごの裂き目にはさみ込んである。これを持ち帰り翌朝のご飯にたき込んで食べると家内安全に暮らせるという。 現在では昔のような諸行事(すもう大会力もちくらべ等)は時代と供になくなったが、市内の老舗の人々や、最近は特に若い人達のおまいりが増えつつあるという。大阪の今宮、西宮のえびすより格式は高いと言い伝えられている。
- 開催時期
- 20日